lesso de blog

Life is once, forever..

何をはじめるにしても、一からの方がよいということ。

タイトルには特に意味を持たせてはないけど、今日が元日なので、それに因んで決めた。
意味は存在するはずだが、それを自覚すること自体は不可能なこと。客観や俯瞰視したところで、それを人間というレイヤー上で考えてしまえば同じだ。だから自己解釈する際は、意味自体を見つけることも、自覚することもできないから「意味がない」ということが「意味である」か、他の事を無理やり論理立てて決めるといった具合なのかもしれない。
 
それは置いといて、「お正月ですね。」
 
西暦2015年、12+2015-2000で平成27年。今という時間(感覚)は変わらないけど、西暦や年号が変われば、考えるための種が生まれる。過去の出来事の記録から生まれる記念日など。
 
そんな過去の出来事の記録から考えてみよう。

1873年12月3日は、日本で初めて西暦
太陽暦グレゴリオ暦)が採用され、
旧暦が廃止された日だ。

明治政府は、明治5年を12月2日で終わらせ、
翌3日を明治6年=西暦1873年の1月1日に
合わせることと定めた。

日本の暦が西暦に変わる(明治6年=1873年1月1日)

 
ということは、日本の歴史はというのは間違ったままのものがそのまま現在に至るまで記録されているということになる。
当時、この西洋化に倣って中途半端な変更および民への説明がなかったことに対して、異を唱えていたのが福沢諭吉という人間だ。

 

福沢諭吉は『改暦弁』という書物を出した。

 「自分(福沢)としては太陽暦の採用に
大賛成なものの、政府のやり方に大いに
不満を抱いた。暦の変更は一大事件である。
改暦を断行するには国民にその理由を知らせ、
新旧の暦の差異を丁寧に繰り返し説明して、
納得させる必要がある」 

 
違和感が生じているのであれば、誰かがやるのを待つだけではなく、自ら変化を起こす側になろう、と私も思うわけである。
 
こんな形で、本当の意味で今年ではないかもしれないが、今年一発目のブログのコウシンでした。
実家のトイレにある母方の祖父が書いた詩と絵をふと眺めながら急に思い立ったとさ。
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GOOD LUCK TO